救急外来当直

昨日の朝から今日の朝まで、初の救外当直でした。平日は夕方〜朝だけど、休日なので24時間です。時間外診療なわけですが、日によって忙しさはマチマチ。
軽症〜中等症くらいの喘息さんや風邪なんかばっかりだったり、緊急入院が何人か出たり。ご飯が食べられなかったり、冷めたご飯を食べたり。まったく眠れなかったり、数時間は寝られたり。
なぜかいつも忙しい日に当たる医者、なぜかいつも割と暇な日に当たる医者がいて、前者の状態を"つく"といいます。上の先生が一人、3年目が一人、2年目が二人、そして戦力外の私達一年目が二人。この中にめっちゃ"つく"先生が二人います。「ゴールデンコンビ」らしく、「うわーあの二人と一緒に日曜救外かぁ。ほんっと寝られないよーがんばってねー」などと励まされていたわけです。まぁ日々勉強、いろいろ勉強できるか、と思い、土曜日は寝まくって備えていました。
が、いざ始まってみると、たまーに混むけど比較的落ち着いたまま24時間過ぎてしまいました。chest painも数名来たけど結局不安定狭心症疑いがひとりで他は「?」な感じ(肋間神経痛とか)、点滴吸入でなんとかなった喘息さんが数名、上気道炎(風邪)、飲みすぎ、下痢、流行性耳下腺炎(おたふく)、偏頭痛、肝meta疑いで入院予約中の腹痛さんetcetc...
どれも入院する必要があるわけでもなく、極めてまろやかに時間が過ぎていきました。お昼ごはんをお昼に食べ、夜ご飯を夕方食べ、夜から朝は寝る、という素晴らしい一日を送ることができました。ぱちぱちぱち…。

救外当直の鉄則「食べられるときに食べろ、寝られる時に寝ろ」を素直に実践した結果、食べすぎ&寝すぎでした…。
2年目(と3年目)の先生がfirst callを受け診察し、オーベンに電話で上申、という形なので主に2年目の先生方と共にいたわけですが(何名かfirstで診察もしました)、いやー、1年であんな風になれるものですかね…。なれるらしいですけど、いやはや、心配です。。