説明は難しい

患者さんがある症状を訴えていて、その症状を来たす病態はいくつも挙げられる。種々の検査データからその原因となった病態は推測がついて、今週の初めくらいだったか、私は患者さんにそれを説明した。患者さんは「はい、はい。わかりました」といってくれた。
でも今日の患者さんとの会話。
患「先生、私は○○が悪いんでしょうか?」
う「いえ?なんで○○が悪いと思いました?」
患「こういう症状があるから…」
よくある会話です。もちろん、専門用語は極力使わないで説明をしたつもりだし、そう難解な病態でもないことですけど。○○が悪くないという裏づけはちゃんとされています。
今回は、患者さんから質問をしてきてくれて助かりました。。医師は説明て患者さんが頷いているだけで満足してはいけないし、患者さんはわからないことは率直に医師にぶつけるべきですね。勿論、わかった振りはいけない(笑)。入院中の患者さんや定期的に外来に掛かる患者さんならば、ふと疑問に思ったときに書き留めておくといいでしょうね。