医師国家試験合格発表−合格しました

サクラサク

本日14:00発表。
厚生労働省に合格者名簿(受験番号と氏名)を見に行くか、もしくはインターネットで合格速報(受験番号のみ)を見るか。
厚生労働省には、友達と合格を分かち合う目的で割と多くの人が集まります。そんな中で少数派の「不合格」は辛い。
ということで、うには厚生労働省付近のレストランで部活の友人2人とランチをしながら持参のノートパソコンから合格速報を見ました。3人で見て、3人共合格。同じ部活ではまとめて下の学年に報告するのが礼儀というもので、主将を務めていた友人の元には他の部員の報告メールが届き始めます。大抵の人は14:00丁度にとりあえずネットにつなぐので、結構あっという間に数人。不合格のお知らせは来ません。

他の友達からも、続々と「うかったー」メール。うには成績がヨサメであるに加え全く"不安"を感じていない(※性格上の問題)人なので、結構気軽に皆からメールが入ってきます。「アノヒト落ちそう」と思われている人にはちょっと遠慮したくなるのが人というもの。
「家でネットで見てから厚生労働省に行くね」という連絡をきた友達から連絡が来ません。まぁ成績優秀なので問題ないでしょうが。

そしてうにも厚生労働省に向かい、とりあえず自分の名前を確認、よし。友達と「おめでとう」と言い合う。
まだ連絡が来ていない他の部員の名前を探す。ひとり、落ちていました。
病院実習班の不合格になってしまった友達からも連絡がありません。
上述の成績優秀な友達の名前も探す。…落ちていました。受験番号は知らないから、何かの間違えかと思って、自分の学校の人が載っているページを何度もめくり、何回も見直しました。(受験番号は出席番号どおりには進まなく、ちょっとランダムなんです。)でも、ないんです。
…不合格者は連絡を取る余裕がないんですね。こちらから連絡をとっていいものか、どうなのか。。とりあえず連絡を待つことにしました…。

今日は一緒に祝杯を挙げると信じていました。卒業旅行中、何度も「不安だ」と言っていましたが、ただの性格上の問題かと思っていました。……本人も、「心の底からは」落ちるとは思っていませんでした。最後の模試で上から1割の人が、国試で下から1割に入るなんて、「アリエナイコト」なのです。体調が悪くたって、前日恋人に振られたって、そんなに点数が落ちるわけがないのです。
何で落ちたのか、本人もわかりません。一般や臨床では落ちないでしょう。禁忌も踏んでいなさそう。必修が難しいと言っても皆も同じ問題を解いたし不適切問題も多数出ました(計7問)。マークミスもチェックしました。
明日、点数が自宅に郵送されてきます。それで、少しは話が進むのでしょうか。とうに合格点に達している不合格者は、これから10ヶ月、何を思いながらすごすのでしょうか。

自分に対する不安がない分自分の合格に対する喜びがあまりなく、身近な友達が不合格になったことのショックが今日の思い出になってしまいそうです。

まぁ、一応、飲んできたけど(笑。