いつから勉強を始める?

まずは理想の話から。
早ければ早い程いいです。と、うには思います。ぶっちゃけ、基礎知識がなくても、要領のいい人なら6年生の冬休みから勉強したって受かるでしょう。が、、必然的に丸暗記中心の勉強になってしまうのではないか、と。丸暗記はとても危険で、あまりにもそれが酷い場合には、first choiceの治療や検査と、禁忌を勘違いして覚えることになります(笑。(←笑い事ではない)
早いうちに勉強を始めると気持ち的な余裕があるので「よっしゃ根本からやってやろう」と病態生理のひとつも理解しようと思うわけです。目処が立ってくると、「今日は勉強したくない気分だからしなーい」と思えるし。
勉強をやる気がある時にやるのとない時にやるのでは大違いです。いくら必要に迫られていたってやりたくない時はやりたくない。"でもやらなきゃ"で無理矢理始めても、イライラしちゃってはかどらないし。
理想の話オワリ。



夏休みからってのが一般的みたいです。自分はやばいと思う人は早めから、大丈夫でしょうって人は年が明けてからでも全然大丈夫。
まぁオススメはやっぱり「夏休み」ですかね。
というか、「実習終了後」かな。

マッチングやらなんやらありますが、超人気病院を狙ってる人以外はどうってことないので、その為の勉強は必要ないと思います。

実習をさぼってまで国試の勉強をする価値があるかと言われれば私は「NO」と答えます。夕方からや週末に頑張るていうならそれは素晴らしいと思いますけれども。

病棟には素晴らしい経験がいっぱい転がっています。ただそこにいるだけで、検査手技の見学ができたり、時には自分にやらせてもらえたり、奢ってもらったり

これが以外と国試でも役立つんです。簡単な検査手技については割と問われる事が多いです。見てれば一発、見てなきゃわからない。
検査だけではなく院内感染対策だったり病院の設備だったり、国試の過去問で問われた事がないけれどもいつ問われてもおかしくないようなことが病棟にはゴロゴロしているんです。
それを「国試の勉強のため」と逃すのは実に惜しい。
もちろん「病棟にいてもやることがない」科もあるので、雰囲気が許せば医師控え室で国試の勉強(その科の)をやってもいいと思います。