おひさしぶり…

ふと気づけば約1週間ぶりの更新ですね。。別に「更新する暇がないほど忙しかった」というわけでもないのですが。
月曜・火曜はむしろ暇だったんです。でもまぁ、病棟にいるだけで緊張するので家に帰るとどっと疲れてて、よく寝てました、と。
木曜日に初受け持ち患者さんが入院してくる事になりまして、しかも木曜日はうちの班は人手不足。ということで、水曜日に入院時のアレコレをできる限り用意しておきましょう、ということに。指導医の先生に外来カルテを見ながらあれこれ教わり、その後同じ班の2年生のローテーターの先生がちょうど当直だったので、合間合間に事務的なことも含めていろいろと教えていただきました。
木曜日、いざ患者さんが入院してきて、あれやこれや。入院初日って結構忙しいんですよね。しかも今、ナントカセミナーってのを毎日2時間受けなければいけなくて、その間病棟を離れるわけです。指導医もがっくり。私たちもがっくり。
オリエンテーション初日、某偉い人がおっしゃっていた言葉。「臨床研修とは、"自分たちが今までしてきた勉強がいかに役立たないか"を思い知ることです。」
これは某偉い人がインターンだか臨床研修だかを始める時に、当時の偉い人に言われた言葉らしいのですが。……なんかわかる気がする…。もちろん、勉強してきたことが役立つ場面なんて数え切れないほどあるし、勉強不足や知識の抜け落ちを悔やむ場面だっていっぱいあるんだけど、それだけじゃないナニカがある…。
自分のトロさにうんざり。ずっと動いてて忙しいわけじゃない。なのに帰りは遅い(※といってもその日のうち。人間の生活できてます)。
金曜日、目覚ましで起きられなかった。私は目覚めはいい方で、生まれて初めて。確かに家に帰ってから教科書を読んだりはしているけど、それ程までの寝不足ではないはず。活動量と睡眠時間だけで疲労は決まらないね…。&腹痛・下痢。ストレスだなぁ…。午後に班の先生方が続々といなくなり、不安になる。。
同僚に「失敗ばかりでいやになる」と愚痴をこぼされたときに「最初は誰だってそうだよ」と簡単に言えるのに、自分が不安になるとすぐに「医者が向いてないんじゃないか」とか「こんなんでやっていけるのかな」などと思ってしまう。まぁこんな事を思うのだって、「最初は誰だってそう」なんだろうけど。
自分がカルテに書いているアセスメントは、正しいのだろうか。この検査値、異常値なのは当たり前。ならどうしてこの検査をしたんだろう。自信がもてない。明日は休みだし受け持ち患者さんはめっちゃ安定してるけど、病院に来ないわけにはいかない。
…とかいって、まるで私が鬱状態みたいに見えるかもしれないけど、実際病棟にいる時はそんなことはあまり考えてない。楽しいし。他科依頼状を書いて「うん、これでいいんじゃない?」と言われたら、そんな事が超嬉しい。何か質問されて答えられなかったらそれだけでションボリ。そんなお年頃です。
やっと今日の話。午後に班長さんが来ると風の便りで聞いたので、目覚ましOFFで寝てみる。9時間半睡眠。案外早起きだなぁ。班の先生に上申、薬と検査を追加。疑問点を質問、自分の考えがあっていてほっとする。
その後図書館に言って勉強するか、と思ったら1個下即ち今年度国家試験を受ける後輩に遭遇。「先輩〜国試の勉強ってどうすればいいんですかぁ…?」

  • 丸暗記で対応できる量ではなく、病態生理や例外を中心に覚える
  • 勉強の仕方は人それぞれなので、人のペースに惑わされないこと
  • 物を完成させる(ynへの書き込み)事を目標としてはいけなく、理解していないなら書き込まずに後で解決させる
  • 教科書を読む時に読み流さずに、その為に書き込みをしたりするのも有用
  • 普通に勉強してれば大丈夫

なんて話してるうちに、閉館時間(笑)。結局本を2冊借りただけで勉強はできなかった。明日丸一日当直だから、暇な時に(大抵暇らしい)勉強しよう。