ハーン・ハリーリで危機一髪

ハリーリさんが作った市場です。おそらくカイロで、エジプトで、一番栄えています。お土産屋さんがずらりずらり。
アムロ曰く「この道がハーン・ハリーリのメインストリートです。横道もあるけどー、この道は警察官いっぱいいますし、迷ったりするといけないので、できるだけこのメインストリートだけにしてください。値段は、安いです。最初は高く言ってきますけど、100ポンドと言われたら25ポンド位まで下がります。」とのこと。はいはい。わかりました。ということで出発進行。
友達と二人で、メインストリートを入って3軒目くらいのお土産屋さんを見てみます。トランプ2個組。「How much is this?」「$12」…高。「$4 Please」なんてって、値切ります。切り札の「アンタガミール(あなたはかっこいいですね)」も使います。徐々に値段は下がっていきます。……偶然(多分)、店員さんの手が友達の胸に当たりました。
「Oh!Sexyネ〜」
ネ〜って……(汗。また値切っていると、今度は明らかにわざと胸を触りました。友達が笑いながら「バクシーシ(貧しいものが金を持っている人に恵みを乞う)!」と切り返すと、急に真剣な顔になっていくら払えば触らせるんだ?みたいな話に……。危険です……。エジプトで今まで何一つ危険な想いはしなかったのですが、最後の最後に…。
で、キスしろ、みたいな話になって、結局トランプは望みどおり$4になったのですが、$10札を渡しても$6を手に持ったまま渡してくれません。キスしろ、と。。
友達に「アムロ呼んできて」「でも、うに一人になっちゃうよ」「アムロすぐそこにいるよね。行ってきてくれる?」「え、じゃーホント行くよ?」という会話を交わし、友達はダッシュで店を出ました。すると店員は警察を呼びに行ったとでも思ったのでしょう、嫌な顔をしながら$6を返してくれました。エジプトで一番怖い出来事でした。。
その後良心的な店でマグカップや香水瓶、ピアスを購入しました。ほっ。。