ミッドナイト・コール疑い

ディナークルーズ@ナイル川

1:15am、私のケータイのアラームがなりました。起床の時間です。
ここは聖カテリーナ。エジプトとはいえアジア大陸のシナイ半島にある小さな町です。今日はシナイ山という山を登ってご来光を見るのです。
私は今日は3人部屋。集合まで30分、3人がトイレに行って、顔を洗います。ところが、
「ねー、ドア開かないんだけどー」
と友が。閉じ込められた訳ではなく、トイレに入ろうにもドアが開かずにトイレを使えないのです。おやまぁ。しかも3人中2人が「ややゴロ」、1人は完全な「ゴロリ」なお腹を抱えています。トイレに行かないわけにはいきません。
そんな時ホテルの従業員がモーニングコールの代わりに(※電話機が部屋にないので…)ノックして起こしに来ました。「We can't open the door!」と訴えると、フフンと鼻で笑ってドアを開けてくれようとしました。なかなか開かないので体当たりもしてくれました。しかし開きません。彼は「5 minites...」と言って、部屋を出て行きました。誰か凄腕な人を連れてくるのでしょう。
まぁ待っていても仕方がないので1:30、残る二人が泊まっている部屋をノックしました。そうしたら、なんと二人がまだ起きていないではないですか。どうやら私たちがドアを開けろと頼んだ彼、友達の部屋を起こすのをすっかり忘れて人を呼びに行ってしまったようです。すっかり慌てる友人たち。なんとか1:45の集合に間に合ってよかったです。
ちなみにドアは開きました(針金突っ込んでなんかやってましたけど…)。そして、「電話機がないのはおかしい」と言われました。誰か前の客がパクって行ったのでしょう…。