蛍光ペンの使い方

キャップをはずして、大切な場所に……ひく。
……。

エエト、「色分けについて」です。

おそらく皆様"なんとなく好きな色"の蛍光ペンを使っていらっしゃるでしょうが、「少なくとも2色」をオススメ。

普通色と、否定(禁忌)色。
例えば教科書や過去問の解説で、「重要な陰性所見」ってのがあります。「白血球があがらないのが特徴」とか「抗核抗体やリウマトイド因子は通常陰性」とか。
こういうのには、否定色を使う。
あとは、例えば「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」など重要な鑑別疾患についての説明の時(過去問解説によくある)、「ピンクは潰瘍性大腸炎」「黄色はクローン病」などと勝手に決めて、交互に来る両疾患の解説を色分けする。
あとは、普通に「急性心不全にβブロッカーを使用してはならない」など禁忌を禁忌色で。

この「ラインマーカー色分け」の効果としては

  1. 線を引く時点で、自分が今何について線を引いているかが意識できる
  2. 後から見直す時に頭がぼーっとしててもわかりやすい
  3. 第一選択薬として覚えているのか禁忌として覚えているのかがあやふやになるのを避ける(笑

などがあります。
私よく問題解いてて、「あぁ、aとbどっちかが第一選択でどっちかが禁忌なんだよなぁ…」って思ったりするんですが、こういうのを視覚で覚える手助けになると思います。
(実際の国試でこう思ったらそこは空欄で出すんですけどね^^;)